http://kobo.rakuten.co.jp/
当たり前のように、買ったのではなく、キャンペーンでもらいました。貰わなくても、そこら中で投げ売りされてるわけですが、タダより安いものはないです。もちろん、もらうには理由があって、最近研究室関連で本を読んだり論文を読んだりすることが多いので、活用してます。
そんなわけで、まずはあんなことやこんなことをしないで、正常に使ってみます。しかしながら、少し使ってみた感じとしては、(定価では)同じような値段で売っている Kindle Paperwhite に勝るところはたぶん無いと思います。バックライトついてないと、暗いところだと辛いですね。
さて、早速 ScanSnap で自炊されている本を入れてみたのですが、縦横比の問題とか余白が大きすぎて、そのままでは綺麗に見るのは難しそうです。世の中には、Windows 向けに自炊したものを変換してくれるものもあるみたいですが (ChainLP など)、手元に Windows もないので ImageMagick とかを使ってうまく行かないか試してみます。
ImageMagick で PDF を読み込む
ImageMagick で PDF をレンダリングして画像にすることができるようです。http://takahashim.hatenablog.jp/entry/2012/03/19/154807
この方法を使って読み込むことにします。
ImageMagick で余白を除去する
上下左右に余白があると、ディスプレイの領域を有効活用できません。大きくて内容がみっちり詰まってる本だと、少しでも大きい文字で読みたいものです。例えば、僕が今読んでいるタネンバウム先生の Modern Operating System は、kobo で読むと結構きついです。そこで、以下の方法で余白を除去することができるようなので、試してみます。
http://haraita9283.blog98.fc2.com/blog-entry-413.html
Kobo Touch の解像度と最適な出力サイズ
Kobo Touch の解像度は 800x600 のようです。画面解像度に等倍で出力すると、端末内で拡大縮小が起きないので、綺麗に表示することができるらしい。では、800x600 に変換すれば良いのかと思ったのだけれど、どうも 750x600 で出力してる例が多いようなので、とりあえず挙動を試してみた。
全体が真っ黒のページを出力して、どのように表示されるかを確かめてみた写真です。左が JPEG で、右が PDF。上が 750x600 で、下が 800x600 になります。
真っ黒の PDF と JPEG はこのようなコマンドで生成しました。
$ convert -density 96x96 -size 600x750 xc:black -compress jpeg test.pdfとりあえず、PDF で出力しちゃダメそうです。なぜか左と下に余白が入ります。不思議です。なので、全部 JPEG で出力して cbz 形式に固めてることにします。
PDF を KoboTouch 向け cbz 形式に変換するスクリプト
とりあえず書いてみました。パラメーターは、各自調節してください。ScanSnap した英文の文字がみっちり入ってる感じの白黒書籍では、これでうまくいきました。convert コマンドが難解かもしれませんが、以下のような手順です。
- 画像の解像度を合わせるため、ベースの白いキャンバスを作る
- PDF を1ページ読み込んで
- ↓レベル補正する
- ↓余白を切り取る
- ↓さらに、左右に少し余白を加える
- →最後に、縦の解像度にあわせてリサイズする
- 白い画像とPDFから読み込んで加工した画像を組み合わせる
- グレースケールのまま JPEG で出力する
そんなわけで、Kobo Touch いつまで使い続けていられるか楽しみです。今の所特に不満は感じてないかな、0円で貰ったにしてはw
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