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2015/08/27

低レイヤな就活記 16卒版

僕自身の今年の一大イベントといえば、今年で大学の博士前期課程(修士)を卒業するので、どうしても避けられない就活というイベントがありました。

過去形で示している辺りから察して欲しいのですが、まあ戦いは終わって、行く先も決まって、ひとまずはそれ以外のことに集中できる環境にあります。

僕の行く先なんて気になる人はいないと思うのですが、同じ過ちを繰り返して同じような事になる人を増やさないためにも、体験談を書いておきたいと思います。

ただし、個人の見解を多分に含んでいます、これを参考にしても、僕は何も保証しません。

2015/03/31

個人的 2014 年度まとめ

こんにちは。2014 年度も今日で終わりですね。
明日は、楽しい一日になりそうです。

ということで、今年度を少し振り返ってみました。
まあ、主に 僕の Facebook を眺めて上からまとめただけなんですが...

4月
  • 筑波大学大学院へ入学した。研究室は変わらずここ
  • 国際会議のポスター発表をした。場所は国内。
    (口頭発表は査読落ちた、ポスター通算2本目)
5月

6月
8月
9月
10月
11月
  • ISUCON 4 本戦に学生枠で出場した。(予選はいろいろあったが...) 
12月
  • ワークショップでポスター発表をした。アカデミックなイベントが楽しいという実感があった。(日本語) 
  • SECCON 2014 のオンライン予選に参加したが、海外ガチ勢だらけで歯が立たなかった。3年連続の全国出場という訳には行かなかった。
  • このあたりからぼちぼち就活っぽいものが始まった。
  • インフルエンザにかかって年末年始が終了のお知らせ。
2月
3月
  • 就活が本格的に始まった。しかし...
  • 国際会議の口頭発表の論文を投稿した。(通算2本目、査読待ち)
  • 同期で大学に入学した人々が、大学院を卒業していなくなってしまった。

とまあこんな感じで一年が終わってしまいました。
なんかだらけてしまって、あまり研究の進捗もなく、個人的な開発案件の進捗もなく...

来年度は7年間の大学 + 大学院学生生活が多分最後なので、進捗を生み出したい。
すでに、楽しそうな予定やお誘いが入っているので、頑張りたい。

2015/02/16

セキュリティキャンプフォーラム 2015 でローレイヤーな話をした


セキュリティキャンプフォーラム 2015 に行ってきました。

セキュリティ・プログラミングキャンプ界隈は、最近老害かなと思いつつ参加を自粛していたのだが、久しぶりに発表のお誘いをもらったので参加してきた。

今年のキャンプフォーラムは2部構成で、後半のテクニカルセッションのうち愛甲先生が主催のローレイヤー勉強会で発表する機会を頂いた。

話す内容は、ローレイヤーな話だったら何でも良いということなので、最近自分がやっている研究の OS の話でも良いのだが、せっかく若い人が大量にいるのでローレイヤーの層を厚くする活動をしようと思い、Open Design Computer Project に絡めてこちら側に引き込む系の話をした。


時間がなかなか足りなくて、話したいことをちゃんと伝えられたかどうかはわからない。
ちなみに、これに興味を持ったならぜひこちらのスライドも読んでみて欲しい。

そろそろ、自作 CPU 関連のネタは賞味期限も尽きてきた感があるし、どうしても万人受けする内容を作るとすごい薄い話になってしまうのが辛い。発表が下手くそなだけなのだが。

久しぶりにいろいろな人に会えて、とても良かった。研究もなかなか停滞していて、クズっている場合ではない。

今年は、SECCON も最後のオンライン予選一発にかけていたのだが撃沈して本戦出れなかったし、学生最後の年なのでやれること存分をやっていきたい。

2014/08/31

LINE のインターンシップに参加してきた



8月中はずっと LINE 株式会社でインターンシップをしていました。
はい、噂のアレです。

お前も40万円に釣られたのか!!って思うかもしれませんが、なかなか答えづらい質問ですね。
とはいえ、LINE ってよく考えたらインターンに行くにはすごく魅力的な会社じゃないですか?
  • 登録ユーザー数 x 億人のアプリ
  • 出来てからまだ3年しか経ってない
  • サービスの質もよく出来ているように見える
  • なのに、日本ベースの会社
  • いい噂も、悪い噂も沢山
  • サービスの仕組みやプロトコル、バックエンドの規模が割と謎
せっかく機会があるのだから、これに飛びつかないのはもったいない気がします。

実際の所を言うと、他のインターンシップに申し込んでいてのですが落ちて、丁度その後申し込むのにいい期間に募集を行っていて、かつ8月中の1ヶ月間というのが僕にとってすごく予定的に都合が良かったので、他と吟味した結果申し込んだ感じです。

また、40万円という重さが逆に良い面もあって、それだけ重さのある業務に携われるし、結果も求められる、という意味では悪くないかと。

IT 企業のインターンシップというと、よくあるのがインターンシップ参加者でグループを組んで... とか、新しいサービスを... とか、弊社社員が講義を... とか、そういうところも多いと思います。

今回の LINE のインターンシップは、個人の能力にあった部署に配属されて、そこで個別に課題をこなしていくという感じで、実際に会社の業務が体験できるような形式でした。(僕はこっちが好き)

ただ、この方式だと、人によってやったことも満足度も違うと思うので、このエントリはあくまで僕の感想ということで。
せっかくなので、参加してきて思ったことを書ける範囲で書こうと思います。


インターン期間中の課題


僕は、LINE サーバー開発室という、LINE のメッセージアプリケーション本体のサーバー開発・運用を行っている部署に配属されました。
その中でも、HBase を管理しているチームのチューターさんにお世話になって、HBase 関連の仕事をインターンシップでやりました。

LINE のメッセージアプリケーションのストレージはメインとして、今現在は HBase が使われています。
LINE のインフラでオープンになっている情報は以下にまとまっています。
僕が扱っていたのは、上の記事に書いてある通りの以下のようなものです
メインストレージとして利用されているHBASEの総容量は1PBに上っている。また、ログ解析、統計に活用されているHadoopの総容量は7PBで、そのうち約42%が使用されている。
そうです、LINE の PB 級のストレージが目の前にある状況に1ヶ月間居ました。インフラ好きにとっては堪らないインターンシップでした。

実際にインターンの課題としてやっていたことは、HBase や HDFS のサーバーが大量にあるので、だんだん管理とメンテナンスが大変になってきているようで、それをまとめて管理できるようなツールの開発です。
特に、HBase, HDFS の metrics の監視、RegionServer, DataNode の起動・終了、Region の移動などを Web から操作出来るような監視ツールを作っていました。

Hadoop や HBase の経験もほとんどなかったのですが、なんとなく知っている知識とチューターさんからのアドバイスを得て、HBase や HDFS についてちょっとだけ知識を得た気がします。
開発言語は特に指定はなくて、やりやすいものを使ってくれという感じでしたが、Hadoop 周りの環境はすべて Java で書かれていますし、その他諸々の理由で Java + Play Framework 2 を選択しました。

個人的には、Java を開発した経験はそれまで殆どなかったのですが、それなりにうまく馴染めたので、Java と Scala (view だけ) を使った良い開発経験になりました。

LINE インターンシップでよかった所

LINE の裏側がわかった気分になった

やっぱり、LINE のインフラを知ることが出来た事が個人的には大きな経験になったと思います。
特に、インターンの人たちには隠される情報などなく、むしろサーバーアーキテクチャの解説を時間を取って説明してくれたり、いろいろな質問に答えてくれたり、社内のコードも見放題でしたし、運用中のサーバーを触らせてくれるなど、とても自由でした。

実際の開発会議にも何回か参加させてもらいました。
LINE は日本の会社ではありますが、元々 NAVER だったこともあって、今では韓国の人がすごく開発に関わっています。
なので、会議も韓国とビデオ会議でやりますし、出張も多い感じで、アジアの中とはいえ非常に国際的な会社ですね。悪い意味の日本文化はあまり無くてよかったです。

また、韓国の人もみんな日本語しゃべれるのでコミュニケーションも問題なかったですし、仲良くなれて楽しかったです。
それ以外にも、日本と韓国、更にそれ以外が結構混じりあっているので、開発系の文章などは英語のやりとりが多い感じでした。

ちなみに僕は行きませんでしたが、インターンシップ生で韓国に出張に連れて行ってもらってた人も居ました。(ちょっと驚き)

コードレビュー

また、開発した成果は GitHub Enterprise 上で Pull request を投げる方式で開発していったのですが、書いたコードに対して丁寧にコードレビューをして頂きました。
実際の業務と同じように、Pull request とレビューコメント、そのレスポンスは全て英語でやりとりしました。

チューターの方には "これでも実際の業務よりは甘い" と言われてしまったのですが、僕にとっては自分のコードを人にレビューされる機会はそんなになかったですし、とてもよい経験です。
自分の癖や気づけない所が結構あって、自分も結構適当なコード書いてるな... と反省する機会になりましたし、視点が変わりましたね。

英語 Pull request 力が少し高まったので、これからも精進していきたいです。

会社の雰囲気


会社の中は、とても過ごしやすいですし、かなりいい感じです。
カフェもあって、気軽にコーヒーが飲めます。LINE キャラクターをラテアートしてくれます。

LINE のキャラクターが至る所に書かれていたり、社員の人がみんな机にグッズをおいていたり、オフィスの雰囲気がすごい楽しいです。
椅子は、アーロンチェアです。全く背中も腰も痛くなりません。

LINE インターンシップに参加した仲間

今回のインターンシップは、合計10名が参加していました。

他の人の課題は、スタンプの解析や、ボット作成、ショップの機能追加、fluentd の何か (実際に upstream にパッチ投げてた)、アプリの作成、などでした。

LINE は CTO が女性の方なのですが、そのおかげもあって?かこの手のインターンシップでは珍しく、参加者に女の子も3人居て diversity を感じましたね。
しかも、そのうち2人はインフラ寄りの部隊で、がっつりコード書いてました。

特に同じセンターだった、自称 Python アイドルとか、突然数学について目をキラキラさせて話し始める氏とか、Python 書いてた毎日ごはんに誘ってくる氏にはお世話になりました。
他のセンターの人も、皆さんお疲れ様でした。

他の参加者のブログも載せておきますね (随時追加)

さいごに


今成長中のアツい会社で、有意義な1ヶ月が過ごせたと思います。

このタイミングでこんな会社にインターンシップにいけたのは、自分にとってはとても良い経験になりましたし、とても満足しました。
1ヶ月という期間は、短いようでしたが、調度よかったようにも感じます。(実際これ以上長かったら参加を躊躇していたかも?)

ちなみに、超個人的見解ですが、LINE はいろいろな噂がありますが、安心して使えてよく出来ているメッセージングアプリだと、このインターンシップに来て思いました。(これ以上はいろいろあるので言えませんが)
僕も、インターンシップに来る前までは半信半疑でしたし、余り使っていなかったのですが、インターンシップに来てから LINE をもっと使っていこうと思いましたね。

大学院生最初で最後の楽しい夏が終わってしまった気分です...

40 万円は... 趣味の車や電子工作に使いたいところですが、そんなに遊んでる暇もないので、QoL の向上 (?) に使いたいと思います。
でも、旅行とかいけたらいいですね。

2014/03/06

SECCON 2013 全国大会に参加してきた


今年も、SECCON 2013 の全国大会に AC な ifconfig チームとして、参加してきました。
メンバーは、@x86_64, @KIM_TPDN, @rkmathi, @hktechno という AC な感じです。
結果はというと、20チーム中5位でした。(たぶん)
まずまずといったところでしょうか。去年は6位だったし。
持ち帰れる問題が少なかったので、結局夜はしっかり寝れて今までの SECCON のなかでは、体力的に楽な感じでした。
(本当はあったのけど、ダウンロードが完了しなかったので、諦め。)

普段から CTF に参加している人達を集めたわけでなく、セキュリティ専門系の人はくりす (@x86_64) だけでしたし、僕を含め SECCON 以外の CTF に殆ど出たことない人で ifconfig チームは構成されています。
なので、地方大会ならまだ良いのですが、全国大会レベルになると、やはりくりすに頼りきりな感じでした。
筑波からは、もう1チーム出ていて、後輩ですが urandom チームが3位になっていました。

個人的な感想としては、Metasploit などのツールやシェルコードの構築の仕方、突けそうな場所の探し方など、普段専門的なことをやっていない事もあって、慣れてないと負けますね...
時間をかけて解くことはできるのですが、調べてる時間に追い越されますし、難しい。

特に、今回の SECCON は、いち早くフラグを立てて、他チームを防衛することで点数を大きく稼げる点数方式だったので、単純に解けることより、素早くコントロールを奪える事が重要でした。
それぞれのサーバーを進んでいくと出てくるキーワードのポイントが1個 100 点であるのに対して、フラグは立てておくだけで5分おきに数十ポイント入ってくる(山分け)ので、独占してフラグを立て続けることが大事です。
防衛方法も、徹底して自動化することで、他を寄せ付けないことも重要な気がしました。

実際、僕達は1日目の後半に某チームと ssh セッションを殺しあう肉弾戦になりましたが、残念ながら2日目は対策をされて手が出ませんでした。
結局、キーワードは結構見つけてそれなりにポイント確保したのですが、全くフラグをまともに建てられず、みるみる差を付けられていった感じですね。特に2日目。

今年も参加してみて思ったけど、CTF はいろいろな知識を網羅していないと解けないし、自分の知識や技術を向上する機会になるので、楽しいし見直す機会になってとても良い。
こんなものに、政府が支援しても良いのかという話があるらしいけど、攻撃だけではなくて、防御もしなければいけないし、攻撃しなければ防御する方法も学べないし、セキュリティの分野は、近年は綺麗事言ってる所ではないぐらいヤバいので、それについてちゃんと世間の理解が浸透して欲しいところ。
防御側として攻撃手法について理解があるのは当たり前であるので、それを手っ取り早く学べるのは、CTF だったりすると思うし、攻撃手法を学ばせてはいけないというのは、何かおかしい。
まあ、グダグダ言ってないで、自分でセキュリティ知識の理解を深めてから発言してほしいものだと思う。
セキュリティの専門家で、CTF 反対の人がいたら、またその意見も聞いてみたい。

ところで、今年はニコニコ生放送があったり、NICT の NIRVANA 改 という可視化システムが運用されていたり、去年よりなかなか面白かったです。
まあ、目の前の画面に集中して、それどころではなかったですが、可視化システムはたまに各チームから噴水が発射されてて興味深かったですね。

2013/12/14

はぐれ学生の例 その1 - はぐれ学生 Advent Calendar 2013

はぐれ学生 Advent Calendar 2013 14日目の投稿です
はぐれ学生の概要はこちらを参照してください。

こんにちは。はぐれ学生の @hktechno です。
現在、筑波大学 情報科学類 在籍5年目で4年生です。
僕が、はぐれるに至った経緯と、はぐれてみた感想を書いてみたい思います。

長いです。読むの大変です。

2013/11/17

SECCON 東北大会に参加した


もう1週間経ってしまいましたが、先週は SECCON 東北大会に参加しました。

SECCON といえば、去年は ifconfig というチームでつくば大会に参加して優勝し、全国大会はあえなく撃沈と言った感じでした。

今年は、福島県会津地方で行われた、東北大会に参加しました。宿泊込の、セキュリティトライアスロンです。普通の CTF とは違って、とても面白かったです。ちなみに、上の写真は、猪苗代湖上で遊覧船かめ丸の上で行われた、早押しクイズ大会開催前の様子です...

僕は、開催前日になって熱がでて大変だったのですが、当日は熱も下がったのでアンチウイルスを施して参加しました。あまり体調は万全ではありませんでしたが、いつもの通りエナジードリンク漬けで頑張りました。

結果的には、まあ優勝というわけだったのですが、僕自身よりチーム全員がそれぞれ取り組んだポイントを確実に取っていったところが、結果につながったと思います。とはいえ、いつもどおりくりすの貢献が大きかった気がする。
初めて、アセンブラかるたとバイナリかるたにも挑戦しました。アセンブラかるたはよかったですが、バイナリかるたは僕には無理ゲーでした。

2013/09/20

PyCon APAC 2013 に参加した

参加した、といっても去年までとは違って今年はスタッフ参加です。去年までは、日本の PyCon は JP として開催してましたが、今年は APAC (Asia-Pacific) としての開催でした。
来年は Taiwan が APAC になって、日本では JP を開催します。
なんで、スタッフ参加しようかと思ったかというと、Python 好きだし使ってるし、何か協力できることがあったら手伝ってもいいと思ったからです。
あと、他のカンファレンスに参加して、なんか PyCon はイケてない感じ(かなり個人的な感想)があったので、なにか変わるかなとか。

ちなみに、この記事はいま YAPC::Asia に参加しながら書いてますけど、これは興味のある話が幾つかあったので参加してる感じです。

2013/06/04

LinuxCon Japan 2013 へ行ってきた

今年も LinuxCon Japan へ行って来ました。Student であれば first50 が参加費免除という、去年と同じパターンです。こういうカンファレンスに、学生であれば優遇して参加できるというのはいいことですね。

去年は、割と軽い気持ちで参加したのですが、今年は研究室でカーネルをいじったりストレージやメモリ周りの話をしているので、割と本格的に話を聞きに行きました。

プレゼンテーションはこちらにアップロードされてるみたいです

Cloud Open が併設ということで、Keynote も公演も、仮想化・クラウドの話が多かったですね。あと、リアル Linus の話を初めて聞くことができました、いつもの調子で結構ぶっちゃけてました。

ストレージとかメモリ周りの話を重点的に、Intel の CPU hotplug の話とか、Google の RedHat から Debian にダイナミック移行の話だとか、少し KVM の話も聞いたりしてました。英語ついていくの大変でしたけど、とても面白かったので、来年も行けたらいいな、とか。というか、毎年 Student Presentation があるので、来年こそはなんか成果を発表できたりしたらいいですね...

最後に、会場が椿山荘という場所だったのですが、庭園が綺麗でした。昼休みに、庭園と神田川沿いを散歩したりしてました。去年のみなとみらいもそうでしたが、休み時間にそとをぶらぶらして楽しめる立地というのは、時間が無駄にならないですし、海外から来てる人にとっても、嬉しいだろうなーという。よく考えられてますね、偶然かもしれないけど。

2013/04/21

ビックリバコ株式会社でお世話になった皆様へ


突然なのですが、そろそろ?この会社の開発から退くことにしました。
(そもそも、肩書きは飾りで、お手伝いさんだったけど...)

まず、僕を開発に誘ってくれたよぴた (吉田有花/CEO) に感謝します。
彼女の「夢は笑顔テロで世界征服。」に、惹かれて、彼女の足りない部分を補ったらなんかできるのではないかと思い、手伝うことにした、半年前。
僕も時間に余裕があり、一度はこういう体験をしてみるのもありかなと思っていました。

まあ、当初とは様々な環境の変化があり、創業時に考えていた負担割合以上に、半年間努力してきました。
しかしながら、4月から研究室に配属されてそちらに集中したいのと、Open Design Computer Project にもっと時間を費やしたいと思いました。そして、僕がお手伝いとして、この会社に貢献できることが、中途半端になってきたというのもあり、区切りがつきました。
最初から4月までで一区切りつける予定だったので。やっぱり区切りつけようと思ったのが数日前。

具体的には、資金と時間、技術も含めて様々なものが足りずに、自分が必死に作ったもの完成目前で実質お蔵入りしてしまったので、一番プログラマーとしては、大きなダメージでした。それと、必死になっていたのも、ある理由(非常に重要)があったからなのですが、その問題が解消されつつあるというのも、安心してこうできる理由の1つです。

なので、僕自身いろいろ一度リセットします。
こんなこと公開しないほうが良いかもしれませんが、けじめです。けじめ。

ビックリバコ株式会社は、これからも、僕が少し?鍛え上げたよぴたが続けていきますので、よろしくお願いします。また、現在進行中のものはお手伝いを続けますし、完全に抜けるわけではなく、面白いものが出てきたら、また手伝うつもりです。
少し自分勝手なような気もしますけど、よぴたも納得してくれたので頑張ります!

よぴたの、よくわからないあの雰囲気があれば、箱からビックリするものが、いつかは出てくるはずです。
受託ばっかり続けてちゃダメなんだからね!
http://bicly.net/

2013/01/13

MacBook Air のキーボードを分解掃除した

普段は MacBook Air に Debian を入れて、持ち運び用の使っているのですが、正月に気を抜いたら、キーボードに飲み物をこぼしてしまいました。しかも、ファンタグレープ...
なかなか拭く物が見つからず、少し染みこんでしまったようです。

おかげで、数日後に、水飴状になったファンタが、キーボードの動きを固着させてくれたというか、全体的に動きが悪いです。
すぐキーが戻ってこなくなるとか、パリパリした音がなるとか。

なので、思い切って分解しました。
といっても、MacBook のキーボードは、キーの下の方を爪で引っ掛けて、上方向に持ちあげれば、簡単にパチっと外れます。
割と力を入れてもそれなりに大丈夫ですが、自己責任で。

こぼしてしまったあたりを分解して、パンタグラフの部分も取り外して楊枝を駆使して掃除しました。
ほとんど元に戻ったのでよしとしますが、あと1年ぐらいは持ってくれないとな...

Apple に持って行ったら、キーボード全交換とかですごい額取られそうである。
キーボードの表面だから良かったけど、Apple の製品は気軽に分解して掃除できないのは、ちょっと苦しい。

2012/12/31

2012 年のまとめと 2013 年の予定

こんにちは。
もう、2012 年も終わりですね。

新しいブログを始めようと思って Blogger で始めたものの、この半年ちょっとであまり書けてなかった。
ブログってあとで見て面白いので、今から来年になるまで、今年あったことを書けるだけ書いてみようと思います。

2012年の hktechno を三行でまとめると

  • 未踏、スーパークリエイターになりました
  • 不思議な会社を流れで変な人と共同で設立しました
  • 大学は無事2年生の無限ループから脱出できました
こんな感じですかね。
いつもより、大きな動きがある1年だった気がします。

Open Design Computer Project と未踏


ご存知の通り(?)、今年はほとんどこれをやっていました。
http://open-arch.org/

オリジナルコンピューターの制作、僕はその開発環境の開発をやっていました。
プロジェクト自体は去年から続けていて、今年は未踏に採択されて、引くに引けない状況、というやつですね。
去年の段階でほとんど仕様などは決まっていたので、今年はずっと実装してました。

といっても、本気で集中できたかと言われたら、なんとも言えないかなぁ。
未踏の期間が2月からで、最初の頃は binutils の移植をして、4月ぐらいから gcc の移植を始めたわけですが、躓いてばかりだったな...
今違うアーキテクチャの移植をしろとか言われたら、もっとはやく移植できたと思うけど、これは後の祭りというやつで。

未踏の開発期間はあっという間に流れてしまった感じですけど、色々意見をもらえたり、サポートがあったり、出会いがあったり、面白かったです。
ただ、未踏ってもっとすごいところだと思っていたのだけど、そのイメージはなんか崩たかなー。
すご開発者がいっぱいいるわけではなく、すごい発想が浮かぶ人がいっぱいいるみたいな。

技術だけじゃうまくいかないんですよね、それがよくわかったというのもあります。
ただ、僕は技術オタクなので、実装力ないとむかついてくるんですよねwww
発想力は他の人に任せて、僕はこれからも技術を極めていこうかなと... まだまだですが。
職人的なイメージというか、プログラムを書くことにこだわりを持つ人間になりたい。

それでも、なんだかんだでスーパークリエイターに認定されてしまいました。
特に認定されたからってどうってことはないんですけど、なんとなく嬉しいですよね。
最初の頃はスーパークリエイターになってやると思ってましたけど、開発期間後半になるにつれだんだん自信なくなってきて、だめかなぁ思っていたので、意外でした。
もしかしたら、採択されたのも偶然だったのかもしれませんが...
担当していただいた、越塚PMと未踏関係者の皆様ありがとうございました。

話は戻って、プロセッサ開発、僕はプロセッサ自体を開発してたわけじゃないですが、仕様考えたり、自分たちで良いと思うものを考えて創りだすのって楽しいですよね。
本当は、それに乗るオペレーティングシステムまで開発したかったのですが、コンパイラもできてないのに、そこまで開発できるはず無いですよね...
これから頑張ります。
来年の目標かな、そううまくはいかないだろうけど。

未踏のこともうちょっとブログに書きたかった感もありますね...

未踏の出会いとビックリバコ株式会社の設立


8月で未踏が一段落ついて、後半はこれに関わっていました。
まあ、早い話が起業に関わったなわけなのですが、全く先が見えません!!
僕が社長でも無いですし、Co-Founder になるのかもしれませんけど、お手伝いをしてあげる、というぐらいのつもりでした。
しかし結局出資金もある程度出して、取締役になって... という感じなので、共同経営者なのか?あまり実感が無いけど。

ほかから出資とか全く受けてませんし、まったりやっていこうと思います。
いいです、しばらくはそれで。とりあえず、潰れない程度に、ある程度楽しめれば。
当たり前のように、考えが甘かったというのもありましたけど、まあのりで...

社長さんは、未踏で同じPMの担当だった人で、僕とは正反対の人です。
インタラクティブ系だし、実装力全くないけど、アイデアはなんか変なものが出てくる。
未踏のお金もあったし、誘われたのでなんかやってみようという感じです。
とりあえず、今も頑張ってます。

今は、一緒にやってる相手が未踏で開発してたサービスが余りにもあれ(とか言っちゃいけないけど、開けてはいけないパンドラの箱だった...)なので、それをやりつつ、受託も面白そうなの受けてみようか、といった感じです。
とりあえず、リリース予定のサービスがこれ。当たるかどうかはかなり不明。
僕にお仕事を投げてくれる人がいるのであれば、いろいろ考えますよ!(と一応宣伝)

未踏の出会いってすごいですね。
人との出会いは大切にしなきゃいけないですね...

その他

来年は大学4年生になれそうですよ!
去年留年してしまいましたけど、今年はちゃんと3年生になれて、順調です。
よかったよかった。

来年は、つまり進学か就職か... ってところなのですが、前述の会社の話もあるので、たぶん進学します。
そのまま今の大学の大学院にいければいいのですが、これまた数学の壁があるため、そのままうまく行けるかどうかはわかりません。

うう、ってここの時点で来年まであと10分しかない...

来年の目標

あきらめないで走り続ける!
技術をもっと極める。
もっと幅広い視野を持つ。
うまくいかなくても、逃げない。
週1ぐらいでブログ書く!
なんか自慢できることをひとつやる。
mist32 アーキテクチャに OS 載せる。

時間がないから終わり!!

2012/08/27

セキュリティ・キャンプ 2012 のお手伝いをしてきた


すでに1週間前の話になりますが...
(写真は今年の宿泊場所の夜景、34階!)

セキュリティ・キャンプ 2012 に、1年ぶりにお手伝いに参加してきました。
http://www.security-camp.org/

まず、セキュリティキャンプを知らない方のために簡単に説明しておくと、応募用紙のマジキチ比較的お手柔らかな問題と熱意を提出した中から選ばれた学生を、5日間研修施設に閉じ込めて招待して、クラスごとに最強の講師陣がセキュリティに関する講義と演習とCTFを開催するイベントです。

セキュリティ・キャンプ (前年度までセキュリティ&プログラミングキャンプ) には、チューター制度というものがあり、参加者ではなくチューターとしてお手伝いに参加することができます。
2008年にキャンプに参加して、09, 10 と2回チューターをやって今年で3回目です。
そろそろやめなくちゃなと思いながらも。

2012/06/13

LinuxCon Japan 2012 に参加してきました


先週は LinuxCon に参加してきました。
今年の LinuxCon は Student Presentations があったり、そのおかげか 70 人まで学生が無料で参加できたり、面白そうだったので参加してきました。
学生にこういう機会を与えてくれて、ありがとうございます。
なかなか行けないですからね。
まあ、授業は完全に生贄に捧げて参加してきたんですけどねw
会場がみなとみらいでちょっと遠かったですが、頑張ってつくばから行きました。
参加記をちょっとレポートしてみたいと思います。

2012/05/29

SECCON CTF つくば大会に参加しました



すでに1週間以上前になってしまいましたが...
参加したからには、レポートを書いておかなければ!
先週はいろいろ忙しかったのです。

まずは感想とか...

2012年5月 19 - 20日 と、SECCON CTF というイベントに参加しました。
SECCON については、以下のページとかを見ると良いと思います。
所謂、Capture The Flag という競技をするセキュリティ系のイベントです。
セキュリティ系男子じゃない僕がなぜセキュリティ系のイベントに参加してるかはお察しください。
というより、まあ、セキュリティ&プログラミングキャンプの講師の方々が結構関わっているというのもあって、せっかつくばでやるなら参加してやろうじゃないかというわけです。
僕が参加している産学間連携推進室(AC部屋)もちょっとお手伝いするみたいだったですし。

ifconfig というチーム名で参加しました。
僕が決めたわけじゃありません。

Twitter で相手がいない!みたいなこと呟いたら、くりす (@x86_64) とねこにゃん (@nekonyaaaaaaaan)が拾ってくれたのでこのチームに参加することになりました。
さらに、きむ (@KIM_TPDN) も追加されて、ifconfig は coins09 + 10 混成チームとなったわけです。

他にも、つくばからは coins11 の urandom チームがいましたし、つくば以外のメンバーと混成チームがあと2チームありました。

結果からいきましょう。
というわけで、勝ちました。といっても、接戦でした。特に後輩達と。
4人とも大人気なく本気で徹夜のガチバトルしてました。

2日間とても楽しかったです。
CTF 初めてでしたが、また機会があったら参加したいとも思いました。
こういう機会を与えてくれた運営の方々、スポンサーの方々に感謝です。

ただ、1日目の交流会は余り他の人たちと交流できませんでした。
というのも、1日目は不完全燃焼状態で終了してしまったので、色々考えこんでましたし、つくば同士で固まってしまうの良くないですね。

2012/05/24

ブログ、再開しました

こんにちは

てくのです。
もう2年ぐらいブログをほぼ書いてない状況だったのですが、再開しました。
旧ブログはこちら: techno-st.net

自鯖でブログするのも時代遅れなような気がしたので、Blogger にしました。

たぶん以前みたいなペースでは書けませんが、やはりメモ帳替わりのブログは必要です。
そんな状況を最近体感しているので、ちょっとしたことでも書きたい思います。

ちなみに、Twitter, Facebook ではこの2年間も生存していました。むしろこれらのおかげで、無駄な情報ばかり発信していた2年間でしたね。
あまり有用なことは書いてないので見ないほうがいいです。
では、またよろしくおねがいします。